FISHES

[ 市場で扱う魚 ]

シャコ

春が旬
蝦蛄 Squilla,Mantis shrimp(直訳すると”カマキリ 小エビ”となる。) トゲエビ上目シャコ科

目利き

オス・メスの見分け方は、脚の付け根に2本の細い足のようなものがついているものがオス。付いていない物がメス。
卵を持ってくると尾びれの裏が黄色くなります。
下の写真は、メスの尾びれの裏側です。
黄色くなっているのが分かるでしょうか。
卵が詰まっている証拠です。


特徴

オス・メスの見分け方は、脚の付け根に2本の細い足のようなものがついているものがオス。
付いていない物がメス。

下の写真がオスです。
蒸したシャコですが、
脚の付け根に”ヒモ”というか何というか2本
ついています。


産地

ほとんどが瀬戸内海産です。
特徴の続き。
下の写真がメスですが、脚の付け根
には何もついていません。


旬時期

旬は、「彼岸シャコ」といって、3~4月。
9~10月のシャコも身が多くて美味しい。
美味しい時期
1月 漁獲量が少なく寒くて餌を食べないのでやせている。
2月 少しずつ身が詰まってくる。  ★
3月 漁獲量も増えて子持ちが増える。 ★
4月 花見シャコ・産卵時期    ★
5月 子持ちが半分になる。    ★
6月 二番子を持ってくる。    
7月 二番子に身が詰まってくる。第二産卵時期
8月 新子が詰まってくる。    ★
9月 身が詰まってくる。    ★
10月 身がいっぱい詰まってくる。   ★
11月 脱皮時期。後ろ半身が甘くて美味しい。 
12月 少しうち子が入って美味しくなる。 ★

★は、おいしい時期。


種類

下側の写真は生のシャコですが、メスの場合脚と脚の間の
部分が白っぽくなります。


その他

「シャコつめ」と言って珍味と呼ばれる部分です。
食べてみましたが、シャコというより”カニの身”に
良く似ています。

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