アジの特長ともいえる”ゼイゴ”がしっかりついていて、
腹の辺りが丸く高く盛り上がっているもの。
目が澄んでいるもの、ヒレやエラがピンと張っている物が新鮮。
真ん中に見える鱗(うろこ)が”ゼイゴ”です。
味の良い魚という事から”味”から転じたというのが一般的な見方です。
”ア”が愛称語、”ジ”が魚をあらわす接尾語であるところから昔から大量に
獲れた大衆魚を意味するという説もあります。
また旧暦の3月頃から味が良くなるので魚へんに参(さん)と書いてアジと
読む説もあります。
巻網で多く獲れる魚ですが、大型旋網(まきあみ)漁は毎月休漁期(満月の前後
2,3日)
これは満月の頃には、月日が明るくなり漁獲率が悪くなるという”慣習”から
来ているものです。
今では乱獲を防ぐ事と、資源保護、また漁師さんを休ませるという
理由ぐらいです。
血管の病気に有効に働くEPA、脳を活性化させるDHAなどが豊富です。
EPA:OA機器作業の疲労をいやす成分を含む。
血圧やコレステロールを下げるタウリンの相乗効果も期待できます。
EPAとDHAをたっぷりとるには、いかに新鮮で脂ののったものを選ぶかです。
蓄養物、養殖物がいつでもあり年中出回りますが、旬は夏
真アジ、丸アジ、室アジ、青アジ、シマアジとあります。(写真が無くて残念です。)
シマアジの場合、ほとんどが養殖物です。
店頭に並んでいるシマアジの刺身もほとんど”養殖物”ですよね。
一番美味しいのは、真アジです。(時期にもよりますが)一番多く食べられているのも真アジです。
今回の写真は真アジです。体長によって
豆アジ(5~15cm)
小アジ(15~20cm)
中アジ(21~30cm)
大アジ(30cm以上)
などに選別される。(下の写真参照)
上側が大アジで、下側が小アジです。
味は、どちらも同じで刺身にするのには大きい方が良いでしょう。