見分け方はあさりを打ち合わせて音で判断する。
金属的な高い音なら大丈夫。
また口の締まった色の濃い目の物
(殻つきのものは模様が鮮明で、ぬめりのあるもの。)
殻を固く閉じ塩水に入れると水管から勢いよく水を噴き出すものは新鮮。
殻の割合に重い物がよい。
あさりのうまみの成分は、グリコーゲン、コハク酸の多いことによりますが、
あさりは帆立貝に次いで多く調理上では、”だし”を必要としません。
ここ数年、動脈硬化などに有効だと言われますます人気が高まっている
”タウリン”という成分が含まれています。
(タウリンは、アミノ酸の一種ですが、血液中の余分なコレステロールを
排出してくれる作用。肝機能の向上などが期待できる。)
日本各地から朝鮮半島、台湾にかけて広く分布。内湾に住み、淡水が流入して
塩分があまり濃くない砂泥質の海底、深さ4~5cm程度に埋まっている。
産卵期は、3~9月。
国内産は、海の汚染と砂の減少で年々少なくなっています。
現在では年中出回っていていつでも手に入りますが、
旬といえば春から初夏が身肥りが良くて美味しい時期です。
夏から段々痩せ初めて味が落ちてきます。