色の赤いほうが鮮度が良ろしいです。鮮度が落ちるにつれて徐々に白くなっていきます。
ヤリイカに限らず、”イカ”を烏賊と書きますが、これには諸説あるようです。
「南越志」には、「その性質は烏を好む。常に水面に浮上していて、
飛烏がこれを死んだものと思って舞い降りついばもうとすると、
忽ち巻き取って水中に引き入れて食べる。
そこで烏賊と名づけられている。
烏の賊害(ぞくがい)となっているからである。」
「本朝食鑑」には、「この魚は水中で小魚を追うが、
小魚は速く逃げるので捕らえられないときたちまち腹中の墨汁を出して水を真っ黒にし、小魚が昏迷して動けなくなったところを捕らえて食べるところから、
烏賊(くろいぞく)といわれるのである。」と書かれている。”
スマートな体を生かして時速50kmもの猛スピードで海面を突っ走ることが出来ます。
一般的にイカ類は神経質です。
飼育が困難といわれています。
長崎方面です。
春から夏にかけてが、産卵期。
沿岸の浅海に産卵のために寄ってきます。
この頃が旬になります。
春から夏。
イカやタコの頭部というのは、腕の付け根部分を指します。
なぜならこの部分には目や口があるからです。
ではイカの外套部やタコの丸い部分は何かというと”胴”にあたり内臓が入っています。
イカのエンペラ(三角部分)は、泳ぐときの舵の役割をします。
上の写真がエンペラです。
左の写真は、”触手”でイカが生きているときは、
中に引っ込んでいて見えません。
餌を捕るときに伸びて餌にくっついて取り込みます。
産卵期、この触手で精子を受け渡すそうです。