現地に行ってびっくり。
死んだサワラが船の中の生け簀でプカプカ浮いているわ、サワラの尻尾を持って
放り投げるわで岡山では考えられないような扱いをしていました。
「これじゃ岡山に持ってきても良い値はつかないな。」そう思い
まず「漁に行くときは氷を持っていけ。」と指導したそうです。
ここでサワラの取り扱い方を少し説明しておきます。
一般の方はサワラを1匹丸ごと手に持ったりすることは無いと思いますが、
サワラは、非常に取り扱いの難しい魚です。
片手で尻尾をつかむなどは御法度。片手でつかんだりすると”身割れ”を起こし
それだけでサワラの価値が下がります。(サワラの持ち方)
またサワラという魚自体釣り上げるとすぐ死んでしまいます。(サワラの生き造りや
水族館でサワラが泳いでないのはこのためです。)
そのまま放っておいたり生け簀の中でプカプカ浮かせていると鮮度が
すぐに落ちてしまいます。
ここでのサワラの漁法は、釣り(漁法のページで確認)なので釣り上げたらすぐ
氷をかけるといった事をしないといけないのです。
これで少しはサワラの品質も良くなったみたいです。
しかしまだまだです。